fc2ブログ
QLOOKアクセス解析

未来の先に見つけたものは 0

『ち★さまに捧げるプロローグ』です。

コメントより、素晴らしいプロットを頂きました。しかも、我が家が欲する純情一途男司くんです!大好物です!!(大興奮)

ち★さま、ありがとうございました。頑張って書きます!m(_ _)m


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



「お前もだいぶ落ち着いたよな」

言われてドキリとした友の言葉。

「……そうか?」

「そうだろ!中坊の時のお前に見せてやりてえよ!なぁっ?」

「言えてる」

「類、お前まで……っと。悪い、もう時間だ。行くわ」

「おう」「ん」

「あ、俺来月から日本だから。また呑もうぜ。じゃあな」

「「はぁーーっ??」」


騒ぐ友の声を背に、NYでの最後の仕事へと向かった。




ーーーー 道明寺 司、27歳。


英徳学園高等部卒業後、NYへ渡米。

コロンビア大学をスキップで3年で首席卒業し、MBAを取得。

実家である道明寺HD(ホールディングス)に就職し、数年しか経たないうちに役職へ。

さらに、この度 日本支社の副社長に着任への運びとなったのだ。

数少ない さっきの友人達が言った様に、学生時代とは生活が180度変わった。

「結局、俺も道明寺の血が流れてんだろうな」

幼い頃、あれ程嫌った両親。

気がつけば、同じように機械の如く働く自分があの頃の両親そのもので、笑えてくる。

でも、機械のように働く姿は同じでも、動機が一緒だとは限らないだろう。


ーーーー 俺の場合は、きっと他の奴らとは違う。


昔のように、暴れる気力もなくなった。

昔のように、イラつく事もなくなった。


昔のように、激しい感情に揺さぶられる事ももう一生 ーーーー


仕事は人生の暇つぶし。

それと同時に趣味でもあり、俺の存在価値そのものでもある。

他の奴らが夢中になって、女の尻追っ掛けまわしてるのも理解出来ない。

群がる女は相変わらず居るが、触りたいとすら思えなくて、近寄らせないように常にSPに排除させている。

政略結婚も絶対しない。そんなことしなきゃいけねえのは、自分が仕事出来ませんって言ってるようなもんだ。それを要求されない位には、成果も挙げている。

跡取りは、姉貴の子供が継げばいい。

こうして一生、仕事だけして姉貴の子供が跡取りとして独り立ちできるまでは最前線で働いて、跡を継がせた後は、過労死するまで働こう。


……これでいい。


こうでもしないと、退屈で死にそうなんだ。
スポンサーサイト



9 comments

非公開コメント

0 trackbacks

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)