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溺愛クライシス 9


Rです。18歳以下・繊細な方は立ち入り禁止です。( ̄▽ ̄)てへ。





ーーーー あったかぁい。


ぽかぽか、うとうと。

温かくて気持ちいい。

まるで雲の上に居るような心地良さだったが、肩にちくっとした痛みが走って、つくしはゆっくりと目を開いた。


「ん……」

「よぉ、やっと起きたか」

「…………へ?」

頭のすぐ後ろから聞こえて来た声に、限界まで目を見張った。

何故ならーーーー

「っぎゃあ!? なななな、なんで裸ッ!」

ーーーーであったからである。

「うるせえ。耳元で叫ぶな」

「んーーっ! んんーーっ!??」

大きな手で口を塞がれてしまい、あわや酸欠寸前。

それもそのはず、

「こ、こここここどこっ!」

「お前はニワトリか。見たら分かるだろ、ここは風呂だ」

「ちょっ、っあ、てかどこ触ってんの!」

ふにふにふにふに。

「はぁ? さっきまでヤりまくってたのに、胸触ったくらいでガタガタ言うんじゃねーよ」

「それとこれとは別でしょ!?……って、揉むなばかー!」

「気持ちいーんだよお前の肌」

「やめなさいってばかっ!」

「グハッ!」

アレだけ人の身体を貪っておいて、気を抜こうものならまた骨の髄までしゃぶり尽くされかねない。

そんな危機感を感じたつくしは、見事なアッパーを繰り出した。




「……てか、ここどこ? お邸じゃないよね?」

「今更かよ」

とりあえず落ちついて広い湯船にゆったりと浸かっているが、後ろから抱きついてくる男にいつの間にか連れてこられたこの場所は、お風呂場という事しかわからなかった。

「英徳だぜ。昔、姉貴が作らせたバスルーム」

「……なんでまた」

色々と突っ込みたい事はあるが、今更価値観の違いを埋めるのは到底不可能だということはつくしとて理解している。

今、つくしが聞いたのは何故そのバスルームに来ているのかということだ。

「だってお前、あんな色んな汁ぐちゃぐちゃで帰れねーだろ?」

「し、しるっ!?」

「俺と濃厚に愛し合ってますって、アピールして帰っても良かったけどな。 お前のあんな顔、他の野郎に見せてやる訳にいかねーし、お前だって嫌だろ?」

「…………あの」

その声に熱が含まれているように感じるのは、気のせいだろうか。

ーーーーなんだか雲行きが怪しい……?

「お前、制服だとすげえエロいのな? 後ろからスカート捲り上げて俺にヤラれてる顔見てたらまた元気になっちまってヤバかったぜ」

「……ッ」

耳にかかる吐息が熱くて堪らない。

ビクビクと反応してしまいそうになるのをつくしは必死で抑え込もうとする。

しかし、再び胸まで伸ばされていた両手に、敏感な頂きをクリクリと捏ねられると、高い声を上げるほかなかった。

「ひァッ……! ちょっ、待って!」

「お前だって……」

その頼り無い声に益々興奮したのか、順序も無視して足の間に素早く手を滑らせる。

「また、こんなになってる」

辿り着いた谷間に、指で何度も擽れば、男が一番求めているものがいとも簡単に溢れ出してきて、飢えた野獣のような笑みを深めた。




「ひ、ぃ……あっ」

「……可愛いぜ」

皮を捲り、晒され、イヤラシくて小さなそれは指でクリクリと弄ばれる。

「っん! ん!ンッンッ!?」

ただでさえ響いてしまう浴室内で、自分の声などいつ誰に聞かれてしまうかも知れないと恐れたつくしは、両手で懸命に口を塞いでいた。

だが司にとっては、それすらいじらしくて可愛くて、もっともっと虐めて、困らせて、自分に縋らせたくなる。

「……こっからすげえ溢れてくる」

ズプッ!

「アンッ!?」

「クッ……やらしい声だなぁ、牧野?」

クスクスと笑いながら、入ったままの指で、真っ赤になったつくしを追い詰めた。




「……俺も、気持ちヨくなりてえ」

つくしがグッタリとして来た頃、不意に軽く身体が浮き、後ろから抱き抱えたまま直ぐに硬いものが中心に押し付けられる。

「いいよ、なッ!?」

「っふぁ、あァッ!?」

つくしの返答も待たずに、抵抗なくズクッと埋め込まれたそれは、もう待ちきれないとばかりに動き始めた。

「はぅ、あっ、ん!あんッ!」

「ハァッ、はっ、あっ、……まきのっ!まきのっ!」

バシャバシャと煩いくらいに波立つ湯船。

その水中では、司自身が下から容赦なくつくしの中で暴れ回り、しかし充分な潤滑油の中では、いくら暴れようとも強すぎる快感しか生まなかった。

「まきのっ! まきのっ!」

狂った様に何度でも突き上げて、お互いが一番感じる場所へと擦り付ける。

「お前ッ、何でこんななんだよっ」

「あっ、やぁんっ!あぁンッ!つかさぁっ!」

「……ッッ!」

” つかさ ”

好きな女に、ましてや普段は頑なに呼ぼうとしない女に、そう呼ばれて嬉しくない筈がない。

繋がったままザバッと立ち上がると、湯船のふちにつくしに手をつかせた。

自分はというと、指の跡がつくのではないかと思うほど腰をがっちりと掴んで、後ろから自身を何度でも迎え入れさせ、やがて、限界の前兆を感じたつくしの手足が不規則に震え出し、司自身を締め付け始めた。

「イキそうか? いいぜ、イけよッ!」

裸が打ち合う乾いた音と、結合部から聞こえる生々しい水音。

それがとんでもなくイヤラシく思えて、益々興奮した2人は腰を振り、擦り付け合い、2人だけの空間に浸っていた。

そんな長く思えた道程にも、終わりは突然やって来る。

「……あぁっ」

「ッ! 俺もイクッ!」

力が抜けた身体とは対照的に、最奥まで埋め込んだそれはギュッと締め付けられて、ラストスパートとばかりに奥へ奥へと突き上げた。

「ぅあっ……ぁ、くぅっ!」

恍惚としたその顔からは、埋め込んだその先端から勢いよく射精されたことがわかる。

尚も刺激を求めて貫いたまま、最後の1滴すら注ぎ込もうとぐりぐりとつくしの中を堪能した。

「あーーー、やべ……」

チュポンとつくしの中から引き抜き、また気を失ってしまったつくしを抱き上げて、身体を綺麗にしてからバスルームを出た。




「こんな顔して、麻薬みてーな女だな」


ーーーーまた、やってしまった。


まだあどけなさの残る寝顔を見て、苦笑する。

それもこれも、寝ている時は幼気な少女が、俺に抱かれている時だけ、強烈な色気を出すタチの悪い女だからだ。

なんでもない様な顔をして、お前が何度も俺を誘うから悪いんだ。

つくしからすればとんでもない言い掛かりだが、心の声に反論する者はいない。


「…………もうそろそろ、か?」


ーーーー始めて交わってから、牧野の中に注ぎ込んだ回数。


最後は決まって気を失う牧野だから、もしかしたら気づいていないのかも知れない。


自分が…………していない事を。


「お前は俺の女だ」


やっと手に入った女だ。

もう、誰にも奪わせない。

類にも、母にも、ましてや他の男になんか奪われたら堪らない。


「だから牧野、わかるだろ?」


牧野にはまだ伝えていなかったが、後継の勉強だけでなくて実際の仕事も始めていた。

だから今は、大学に席を置いて勉強しつつ、道明寺グループの一員でもある。

まだ、社会人としてはペーペーも良いところだが、お前の1人や2人養うくらいどうとでもなる。

ーーーーだから、


「…………ここに、早くできると良いな」



牧野の薄い下腹を撫で摩り、おまじないを掛ける。



お前が俺から絶対に逃げられない、祝福を。





ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


突然ですが、溺愛クライシスはこれにて一旦完結とさせて頂きます!?(゚Д゚)エーッ

何故ならこれ以上のRが今のとこ思いつかないからです……OMG

ただ、制服時代として偶に出戻って書きたくなると思うので、FINも完も打ち(て)ませんでした。( ´n` )

なので、溺クラ10が登場したら続きが書きたくなったんだと思ってやって下さい!

では、若干病んでる坊ちゃんとまた会う日まで!

あると。
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