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道明寺少年の苦悩。 前編

いつもご訪問頂きありがとうございます!!

この度、1周年を迎える事が出来ました。*\(^o^)/*ワーイ

正直、拍手や暖かいコメントが無ければ このブログはいつ閉鎖してもおかしくなかったです。

今でも、いつ更新するのかハラハラさせてしまっているのかもしれません。すみません。

このお話は、 " 親になったつかつく" のリクエストをもとに 作らせて頂きました。 書いてるうちに、リクエストから逸れて行ってるような気がしないでもないんですが……(^◇^;)汗

日頃の感謝を込めて、私なりに皆様に楽しんで頂ける様に " ワクワク " を詰め込みました。だけど如何せん。文章能力がないせいで、1話に収まり切りませんでした(泣)  ので、中編、後編へとつづきます……。orz


長々と失礼しました。下からどうぞ ♪( ´▽`)
















俺がまだ小学生の頃、親は 人を振り回す生き物だと思っていた。






「ツトム!! 」

「……なに?」


英徳学園 1年  道明寺 孟(つとむ)。

朝からバタバタ騒々しい父さんに呼び止められ、嫌な予感がした。

「……。」

そっと 左腕の時計を確認すると、現在 8時05分。

この邸から学園までは車で約15分。

そろそろ車を出してもらわないと 8時40分スタートのHRに間に合わない。

本音は " 授業なんかどーでもいい 
" んだけど、出ないとお袋が煩いからな。


「ツトム、何やってんだ! 早くしろっ!!」

しかし、今行かないと 親父も煩そうだ。(てゆーか、殺されそう。)

ーーーー 仕方ないなぁ。

俺は悩んだ末 お袋に叱られることを選び、親父の声がする書斎へと向かった。

「……どうしたんだよ。2人して。」

書斎に行って まず最初に驚いたのは、お袋が親父の書斎にいた事。

「ツトム!どっちにつくの!?」

そして次に、何時になく必死な形相の親父がいた事。

「ツトム、俺を信じてくれ!!」



「……はあ?」


いつもなら、書斎で仕事をしてる父さんの邪魔にならない様に、極力書斎に近づかない母さん。

詳しく言うと、母さんが邪魔してる訳ではなく、父さんが母さんに構い過ぎて仕事にならない!と訴えた、西田さんの為に。

「朝っぱらから痴話ゲンカすんなよな。 俺、学校あんだけど。」


この2人が喧嘩するのなんて、日常茶飯事。もはや趣味と言っても過言ではない。今回もどうせ、

父さんが無駄遣いしたとか、
(主に母さんへのプレゼント。) 

母さんが浮気したとか、
(主に父さんの勘違い。)

母さんが俺に構い過ぎてるとか、
(頼むから息子に妬かないでくれ。)


そんな些細な(しょーもない)事だ。やや呆れながら そう思って言ったら、


「「痴話ゲンカじゃないっ!!」」


と、いつになく血走った2人の目が、俺の目の前に並んだ。



*****



「あっはっはっはっ!!」

「笑い事じゃねーよ、修二郎……。」

「わりー わりー!お前んち いっつも楽しそうだから、ついな!」

「フォローになってねえよ。っつーか全っっ然 楽しくねーし。」


あれから、白熱する両親から何とか逃れ、教室の自分の席に着いたのは、2時限目終了のチャイムが鳴った後。

いつもなら、遅刻などに厳しい母さんのせいもあって 皆勤賞を貰うことも少なくない俺が遅れて登校したと 周りの友達は疎か、先生にまで、遅刻を叱られるどころか 何があったのかと心配されてしまった。


「俺んちなんかさ、親父はへらへらしててなに考えてっか全然わかんねーし。分かりやすいお前の親父とか、見てて面白そうじゃん?」

俺の目の前に座る親友は、伝統ある厳しい家庭環境に生まれながらも 本人はかなり楽観的と言うか、お気楽な性格をしている。

「見てるだけならな。毎度毎度くだらない夫婦ゲンカに巻き込まれてみろ。ぜってーウンザリする。」

「そっか?」

「おう。俺はお前んちの 総二郎おじさんみてーな、暴れない優しい親父が羨ましい。」

「……いや、アレはアレで 問題があるんだぞ?」

「へ?」

「で、結局 何が夫婦ゲンカの理由だったんだ?  おじさんはともかく、おばさんがお前の登校時間を忘れるとか よっぽどじゃねえ?」

「 あぁ、それな……。」

修二郎の ゴクリ と唾を飲み込む音が聞こえた。

余り大きな声で言うのも憚られたので、人目を気にしながら、緊張の面持ちの修二郎の耳元まで近付いて 小さな声で囁いた。







「……親父が、浮気したって。」

「はあっ?」




中編へ続く!!
考えた結果、前後編→前中後編でupすることにしました(^ω^)
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